英語はコーラ。

  日本人が英語を学ぶ意味はあまりないと思っている。多くの日本人は義務教育を終えて、無難な大学に進学し、日本の会社に就職し、社会人になって、40年勤め上げた後に老後を楽しむ。どこで英語をフル活用する時があるんだろうか。

 自分は小さい時からコーラが大好きだ。朝ご飯にコーラ、昼にコーラ、夜ご飯にコーラ、寝る前にコーラを飲む生活をしていた。いつもコーラを飲んでいたから親や友達に飲み過ぎると骨溶けるよって言われた。初めて聞いたとき、マジかって思った。骨のことは気遣いながらもコーラを飲み続けた。ある日ふと思った。どこでコーラと骨が接触するんだ?口からいれて、喉を通って臓器の中をくぐり抜けて、おしっことしてでる。どこにもぶつからない。まだあんまり体のこと分かってなかったから、もしかしたら内蔵のどこかで骨にぶつかるのかなとか考えたけど、その可能性はあまりない。後から分かった話、溶けるのは歯らしい。歯は骨と同じ成分だけど、骨じゃない。体の入り口で問題があるだけで、体に入った後は骨が溶ける心配がないと分かり、俺のコーラ好きは増した。

 英語はコーラだ。入り口で使わなかったらもう心配ない。海外で働くとかの入り口に英語が必要ならば、英語は彼に取ってすごく求められるものだろうが、日本の銀行で働きたいとかの場合だったら英語を学ぶ必要はあまりない。

 英語は入り口で決まる。英語を義務教育という入り口の時点で学んで、興味がわいたり、英語によって自分の選択が広まったりすれば充分だ。興味が湧いて、英語をもっと学びたくなったら学べばいい。そうでもないならそれ以上学ぶ必要なんてどこにもない。

 英語は学んどいた方がいいっていう根拠のない考えが日本には蔓延っている気がする。英語を学ぶにはかなりの時間を要する。下手に英語をかじるより本をたくさん読んだ方が知識が付いて、いろいろと役立つと思う。

 コーラは開けたばかりの時が一番飲みづらい。炭酸がキツすぎる。でも、1回飲めば後はごくごく飲める。英語もそうだ。最初だけが難しい。刺激が欲しければ飲めばいい、学べばいい。そうでもないなら水を飲め。

Seiru Sato

Don't settle. 考え、行動し、発信する。 面白い話をたくさん出来た人生は楽しい人生と言える。

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