注目ビジネスは同性愛のブルーベリー畑

 日本語では彼女・彼氏で、英語ではgirlfriend・boyfriend。彼女って家族でもなく友達でもなくて“彼女”ってゆー存在なんですよね。かの女なんです。つまり“the 女”なんです。その人の女が彼女なんです。だから浮気はもちろん、彼女を悲しませることは許されないんです。自分にとってのthe 女だから。彼氏の場合も同じですよ。

 それに比べてgirlfriendやboyfriendはどうでしょうか。あくまでfriendなんですよね。friendの中で特別な存在がgirlfriendなんですよ。あくまでfriend。この場合は浮気とかは許されるんでしょうかね。英国・米国育ちの皆さん教えてください。考えようによってはgirlfriendやboyfriendってすごく都合のいい言葉ですよね。

 「渋谷区と世田谷区で同性愛カップルを認める書類を区役所が発行する」という記事を読みました。この文おかしくないですか?カップルって他人に認められるものなんですかね。なんかどうでもよくないかって思ってしまうんですよね。

 同性愛ってどう思いますか?自分は完全なノーマルなので全然気持ちが分からないのですが、人間に生まれてしまった以上、同性愛ってのは当たり前のような気がするんですよね。犬や猫だったら子孫を残すためにがむしゃらにSEXしますが、人間はそこに強い感情が合わさります。異性より同性の方がいいっていう感情が生まれてしまった以上しょうがないことです。だから変に同性愛を取り立てなくてもいいんじゃないですかね。

 自分がこの記事を変に思うのは、2カ所あります。まず、同性愛カップルを認めるっていうところです。カップルって認められなくちゃいけないんものなんですかね。彼女ができるとき誰かに認められてできるものじゃないですよね。同性愛だから認められなくちゃカップルになれないということはないと思うんですよね。認めるとか認めないとかいう第3者の判断を加えることでさらに差別意識が生まれてきてしまう気がするんです。

 もう1つ気になったのが、認める書類を発行するということです。書類ってなんですかね。なんのための書類なんですかね。紙の無駄ですよ。調べてみたら賃貸をする時とかに同性愛だと賃貸が難しいとかいうことがありました。同性愛って言わないでルームシェアって言えば問題ないのに。彼女と住む時も「彼女と住むんで」ってなかなか言わないですよ。結婚するのであればいろいろと問題があるからそれなりの書類が必要でしょうけど、ただお付き合いをするだけで、そんな書類いりますかね。異性のカップルでも別れる時にこういう記念の物の処分困るのに、同性愛証明書とかの書類の処分はもっと困りそう。

 同性愛が当たり前というか、世間が同性愛に慣れてきたら証明書のシステムも自然となくなるでしょうが、それ以外の新しい問題も生まれてくると思います。

 なんでも証明書があれば認められるという認識が植え付けられてしまうと、今度は自分のペットとカップル証明書を発行したいとか、2次元の世界のものとカップル証明書を作りたいとかいうことが起こりうると思います。そしたら本当に金と紙の無駄で、さらに言えばそれに変な目を向ける自分たちの目力も無駄ですよ。

 愛は愛なんです。愛の対象の性別はその人の自由です。ただ、人以外になってくるとそれはもう未知です。だんだんそんな世の中になってきて、慣れてしまうんでしょうけど、それに驚くたびに使う労力が無駄に感じるくらい証明書の発行は無駄です。

 同性愛の証明書の発行が同性愛者の自身を後押しして普通に手をつないで歩く同性カップルが今後普通になってくるでしょう。最初は驚くことが普通でしょう。驚くたびに目力を使います。もしかしたら1日に何カップルも見るかもしれません。目が疲れるでしょう。ブルーベリーがぶ飲みしてください。今後、同性愛が視力低下の原因になるかもしれませんね。ビックビジネスを狙っている皆さん、ブルーベリー畑が熱いかもしれませんよ。

Seiru Sato

Don't settle. 考え、行動し、発信する。 面白い話をたくさん出来た人生は楽しい人生と言える。

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