卵じゃん。個人差は底なし。
Nice to meet you. さて、今日から思ったこと・考えたことを発信していきたいと思うと同時に、これを読んでくださっている人の思考に影響を与えられれば幸いです。
自分と親しい人はもうご存知の通り、私、佐藤星流、稀に見る偏食です。自分でも明らかに分かるくらいの偏食です。しかし、生まれて23年、1度もこの偏食を直そうなんて思ったことはありません。小さい頃は本当に好き嫌いがすごかった。野菜、卵、乳製品、豆類、汁物は一切食べれませんでした。今となってはだいぶ嫌いなものは減りましたが、生野菜と卵はまだ苦手です。
偏食で有名な芸能人に新喜劇座長の小藪一豊さんがいます。彼は鳥、豚、牛、それに類する肉類を一切食べない家庭に生まれたため、ベジタリアンとして生活しています。彼の偏食エピソードにはすごい共感します。
自分のよくある体験を話すと、だいたい初めて会った人と食事に行くと普通の流れで最初にサラダを注文されます。そこで俺がいつもの通り、野菜食べれないから俺の分いらないよと打ち明けると、すごい勢いで俺の偏食に食いついてきます。「野菜食べないで何食べて生きてんの!?」って。俺は冷静に返します。「それ以外のものやん」。信じられないっていう目で見られます。あのときの目はまるで道に落ちてるうんこを見る目です。野菜のくだりで散々いじられて、逆に嫌いな野菜ないの?って聞き返すとトマト以外は全部食べれるとかいう女の子がいる。まじでさっきうんこ役になった俺の時間返せって思う。多いか少ないかの差で、苦手な野菜がある同じ部類に属する仲間なのに、うんこみたいに見られた俺の気持ち…ちなみにトマトは食べれます。
でも、野菜嫌いよりも変な目で見られるのは卵が食べれないと告白したときです。えげつない絶句を食らいます。でも、チャーハンみたいに混ざっていれば食べれます。いつものお決まりの流れは、「え、じゃー目玉焼きは?」いや、卵じゃん。食えないじゃん。「じゃー卵焼きも?」いや、卵じゃん。1回考えろや。「スクランブルエッグは混ざってるから食えるのか!」いや、卵だげ混ぜてもそれは100%エッグじゃん。アホか。サルでも分かるわ。こんな会話何百回してきたか。皆さん、一度頭で考えましょう。
この偏食のお陰なのか、自分は『個人差』という言葉を人より深く考えています。これほど偏食ですと身体のことをすごい気にかけられます。栄養足りてるの?とか。野菜食べないと早く死ぬよとか。でも、23年間大きな病気なんて1度もしたことありません。あの、「野菜食べなきゃ早く死ぬよ」っていう考え。俺が思うにテレビや広告からの洗脳で勝手に思ってるだけで、実際関係ないと思う。というより、なんの栄養が必要かなんて個人差あるに決まってるんだから、“野菜食わないと早死説”を流布するのはやめませんか?その説はあなたの中に留めて、僕は個人差を信じて生きています。
逆のパターンもある。熱がでたので市販の薬を薬局に買いに行って、家に戻ってパッケージの後ろで何錠飲めば良いのか確認して、いざ飲もうとした時、小さく『効き目には個人差があります』っていう注意書きが目に入ったときの、心から沸き上がる「えーーーーーっ」ていう感情。個人差っていうワードで効かなかったときの保険つくってるじゃん。その保険書かれたら、この薬が効かなかった時、別にスイカの種2粒食ってても一緒やん。なんで身体の大きな人は1錠多めにとかいう書き方しないで、いきなり個人差っていう都合いい言葉に頼っちゃうのよ。製薬会社の罠。
この先、新しい出会いはたくさんあると思います。偏食の人にも出会うでしょう。そのときはこれが個人差かと理解してあげてください。あと、勝手な見解ですが、サラダ大好きって言う女子、あれ100%嘘だと確信しています。大好きっていうのはどんな選択肢があってもそれを選んでしまう物を大好きって言います。目の前にサラダとシュークリーム出されたら迷わずシュークリーム食べるでしょうが。
1つお願いがあります。食事に行ったとき偏食のお陰で最初の20分暇です。なにかいい案はないでしょうか。
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