「初めまして」という言葉

初めまして、佐藤星流といいます。

この初めましてという言葉にすごい引っかかりながらも20年以上生きてきている。

外人に「はじめまして」を説明する時、nice to meet youと訳すのが普通。でもこれ、直訳すると意味は違う。インドネシア語も同じ。senang bertemu Andaとか言う。英語もインドネシア語もあなたに会えてうれしいっていう意味合いになる。初めましてはどうだろうか。あなたに会えてうれしいなんて意味合いはこの言葉からはうかがえない。

同じシチュエーションで使う言葉なのになんで意味が違うのか。自分はこの初めましてという日本語から日本人の人見知り感が溢れ出ているように思えて仕方がない。Nice to meet youなどの外国語からは、「あなたに会えたことがうれしいよ、初めてだけどよろしくね!」というwelcome感がある。一方、日本語の初めましては、「初めてでそんなにいきなり親しく出来ないから、そこらへんの理解はお互いした上で今日の所はお話しましょ」感が溢れ出ちゃってる。そりゃ、敬語という文化も生まれ、絶えることはない。

この“初めまして”という言葉に違和感を覚えた頃、Google翻訳でnice to meet youを訳してみた。意味なんて分かってるって思いながらも打ち込んだ。驚いた。“始めまして”と出たからだ。もう意味が分からん。人見知り感ギュインギュインの上に「はい、今から知り合い始めました」っていう、よーいドンの意味合いが乗っかってきた。そりゃ、日本人って人見知りが多いよねって言われてもしょうがない。たまに外国かぶれの奴が「初めまして」って言いながらハグしてくることがある。意味が分からない。人見知りだよって言いながら、friendly感満載やん。下ネタ無理ーって言いながらめちゃ胸あいてる服着てる女の子と一緒。

違和感を抱きながらも自分はこの言葉を使い続けてる。なぜなら自分も日本人であるから。

はじめまして、佐藤星流といいます。このように毎日思ったこと体験したことを発信し続けます。人生最後にたくさん面白い話ができたら勝ち。

では、この投稿をもって、“始めまして”にさせていただきます。

Seiru Sato

Don't settle. 考え、行動し、発信する。 面白い話をたくさん出来た人生は楽しい人生と言える。

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